第41回九州大会西九州支部予選

令和7年9月15日〜21日に公益財団法人 日本少年野球連盟 第41回九州大会西九州支部予選が佐賀県にて開催されました。

9月15日 一回戦 佐世保ボーイズ VS 長崎ボーイズ

会場:SHOWAハンバーガースタジアム唐津

初戦は同郷対決! 4-3で勝利し初戦突破!!

両チームともランナーは出すものの、要所をしっかりと抑えて5回まで無失点

均衡が破れたのは6回でした。

6回表:佐世保の攻撃

好打順の先頭、1番:吉山がレフトへのヒットで出塁。相手のミスも絡み無死2-1塁のチャンスで迎えるは3番:岩本。きっちりと送りバントを決め、2塁走者の吉山が好走塁で一気に生還!先制点を奪う!!(1-0)

続く4番:平野の打球はサードゴロでしたがファーストが送球を捕球できず、この間に2点目。(2-0)

更に5番:北村がライトへの2塁打でチャンスを広げると、6番:小田センター弾き返し、走者2人が生還。2点を加え、一気に4-0と突き放す。

6回裏:長崎の攻撃

得点直後の大事な守備。ここは無得点で終えたいところだったが、この回から登板の投手:豊村がいきなり連続四球と安定せず。しかし踏ん張り見せ連続三振に抑え2アウト。2アウト3-2塁で1番打者も回り、初球を捉えられて右中間を破るタイムリー2塁打を浴びて2点を返されます。(4-2)。それでも後続をしっかり内野ゴロに仕留め切り抜ける。

7回裏:長崎の攻撃

豊村が続投するも、先頭から2連打を浴び無死3-1塁と同点のランナーを出してしまう。
ここで投手交代:豊村→岩永。

すると試合を決定づける大きなプレーが飛び出します!一塁走者が盗塁を仕掛けたところ、捕手・小田が素早い送球で刺殺。大ピンチの芽を摘むビッグプレーとなりました。

その後、内野ゴロの間に1点を失いましたが、最少失点で凌ぎゲームセット。

最終スコアは4-3。佐世保ボーイズが接戦を制しました。


9月20日 二回戦 佐世保ボーイズ VS 佐賀東松ボーイズ

会場:厳木スポーツ球場

逆転勝利! 5-3で勝利し準決勝進出!!

1回裏:東松の攻撃

先頭打者にいきなり三塁打を浴び、続く打者にもタイムリー二塁打を許し、いきなり先制点を奪われる(0-1)
その後3番・4番は抑えたものの、四死球やパスボールが重なりさらに追加点を献上。(0-2)
続く7番打者にもタイムリーヒットを打たれ、0-3と一気に主導権を握られる苦しい立ち上がりとなった。

5回表:佐世保の攻撃

ここまで相手投手にノーヒットに抑え込まれていたが、ついに反撃開始!

先頭から2者連続で四球を選び、続く8番・沖田がきっちりと送りバント。これが相手のエラーを誘い、無死満塁の大チャンスを作る

1アウト満塁となって迎える上位打線。ここで1番・吉山2番・中村が連続タイムリーヒットを放ち、2点を返す。(2-3)

さらに3番・岩本の一塁ゴロの間に三塁走者が生還し、ついに同点。(3-3)

続く4番・平野がレフト前へ値千金の2点タイムリーヒット!一気に逆転に成功(5-3)

終盤

初回に3点を失ったものの、その後は再三のピンチを迎えながらも要所をしっかりと締め無失点。

試合はそのまま動かず、5-3で佐世保ボーイズが見事な逆転勝利を収めた。


9月21日 準決勝 佐世保ボーイズ VS 唐津ボーイズ

会場:SHOWAハンバーガースタジアム唐津

決勝に手が届かず。0-4で敗戦。

2回表:佐世保の攻撃

5番・北村が四球で出塁すると、すかさず盗塁を決めて1アウト二塁のチャンス。

続く6番・小田がセンター前ヒットを放ち、一・三塁とチャンスを広げる。さらに盗塁を仕掛けたが、相手バッテリーに阻まれてタッチアウト。二死三塁となるも、後続が倒れ無得点に終わった。

その後も相手投手の前に三塁を踏むことができず、得点を奪えない展開が続く。

5回裏:唐津の攻撃

ここまでノーヒットに抑えていたが、先頭打者にヒットを許すとエラーや内野安打が重なり、無死満塁の大ピンチに。

そこから連続四死球で押し出しを与え、ついに先制点を奪われる。(0-1)

続く4番には犠牲フライを打たれ(0-2)、さらに6番にタイムリーヒットを浴び。(0-3)

一気に流れを持っていかれ、スコアは0-4と広がった。

試合総括

試合はそのまま0-4で敗戦。

相手投手は安定感があり四死球が少なく、ヒットでチャンスを作ることができなかった。

5回の失点以外は粘り強く守っただけに、悔やまれる一戦となった。


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